写真の供養をしました

これまでの洗浄作業で出てきた損傷が激しくてポケットアルバムに入れて展示することができない写真を福岡市中央区桜坂の高野山真言宗南福寺で供養していただきました。本堂でお経を上げていただき、そのあとお焚き上げを執り行いました。渡辺住職の他、箱崎の恵光院の高松住職と早良区西の慈明院の吉住住職もおいでいただいて供養をしていただきました。私たちの洗浄作業を通じて残念ながら救済されなかった写真が多く出ましたが、写真にこもった被災された方々の思いや魂が少しでも慰められるようにと心をこめてお祈りさせていただきました。

写真供養 南福寺
お炊き上げ 南福寺

お焚き上げ 南福寺

写真供養 南福寺

個人的なことですが、南福寺の渡辺住職との出会いはとても印象深いものです。私が5月にボランティア活動していた大槻町のまごころ広場を訪れた足湯のお坊さんのグループとの会話がその始まりです。「どこから来られていますか?」「福岡です。」「福岡のどこ?」「中央区です」「中央区のどこ?」「桜坂です」「私は小笹です」といった具合にご近所同士で出身中学校も同じと分かりました。家の近くのお寺で南公園のそばにあるあのお寺かあとすぐに分かったのです。そんなお寺のお坊さんと東北のボランティアの地で出会うなんて不思議な感じでした。その後も渡辺住職は被災地支援のため釜石などをたびたび訪れて精力的に活動されておられます。また8月の初旬には大槌や釜石の子供たちを福岡に招待したレインボーキャンプでは南福寺に子供たちが泊り込んで福岡の夏休みを楽しむのを支援されました。5月にお会いした縁がきっかけでそれ以来渡辺住職にご相談やお願い事をさせていただいています。そんな縁で今回の写真の供養を渡辺住職にお願いしたところ快諾をいただきました。また今日の供養でお経を上げられた高松住職もそのレインボーキャンプをお手伝いされており、また吉住住職も南三陸町でボランティア活動をされたと伺いました。どのお坊さんも被災された方の支援に携わっておられます。なかなかメディアでは取り上げられないので一般の人には知られていませんが福岡でも宗教界の人々も地道な支援活動をなされています。