小学生ボランティアさん

地元から親子で初めて参加された方がいました。お母さんに連れられた新中学1年生のお兄ちゃんと妹です。自分のブログも持っているという今時のIT少年に今日の感想文を書いてもらいました。

母に誘われて参加しました。
思い出のたくさんつまった写真を扱うというのは責任重大です。
ていねいに写真を洗っても真っ白になってしまうものもありました。
顔だけは残してあげたいと思っても、そこからまた損傷が
激しくなったり、大きくなったりするそうです。
どれもしっかりとていねいに洗えて、後悔などありませんが、
やっぱり供養になってしまう写真を見ると残念です。
初めての参加だったし、こういう経験もしたことがなかったので、
緊張もしたけど、みんな明るくてすぐに緊張しなくなりました。
ありがとうございました。また参加したいと思います。
ハルキ  12歳

ハルキ君、一枚一枚心をこめて丁寧に洗ってくれてありがとうございました。みんなできれいにした写真が持ち主の方へ一枚でも多く届きますようにと祈っています。

丁寧に 丁寧に 自分の写真だと思って。。。

昨晩からの積雪で一時は開催が危ぶまれましたが雪解けが早く何とか開催出来ました。

多くの初めての方が参加して頂きました。今日は、糸島から母娘で初めて参加された原田さんのコメントを掲載します。

『現地に直接行けなくても何か出来ることはないかと思い、娘と一緒に参加させていただきました。被災された方々の大切な写真を掃除する作業の中で、汚れが取れないからとか、人の顔が写ってないからとか、庭や門ぐらいしか写ってないからといって、勝手に処分してはいけない、なぜならその方にとっては思い出の大切な場所かも知れないからということを学びました。またボランティアに来たからといって、張り切りすぎない事、ゆったりと自分のペースでお手伝いしたら良いのだ、という事を学ばせて頂きました。親切な先輩方に色々学びながら、頑張りすぎない程度でながーくボランティアが続けていけたらと、今思っています。』

今日は撤収の時に一枚の迷子写真が残念なことに出てしまいました。その写真には付箋が貼ってありました、「行方不明」と書いて。参加者の皆さん、どうか一枚一枚の写真を丁寧に扱ってください。自分の写真は一枚でも粗末に扱わないはずです。たとえ損傷していても思い出の写真が一枚でも多く持ち主の被災された方に戻りますようにと思って私たちは作業しています。乾燥機の中で落ちていたらその上の空いている洗濯ばさみから落ちた可能性が高いのは誰でも簡単に想像がつきますよね。そこで気がついた人がその写真を扱っている班に聞いて確認すれば迷子写真は元に戻っていたはずです。そのかたは親切に迷子に付箋を貼るところまではしてくれました。しかしその付箋の付いた写真が撤収の時に出てきてもすでに手遅れでした。なぜならその写真は損傷が激しく残っているところだけですぐにどの番号のアルバムか判別がつかないからです。いつも分からないことなどあったら班長さんや経験者や私に遠慮無く聞いてくださいとお願いしていますが、その意味が伝えきれていない。せっかく迷子写真に気づいた人がなぜ次の適切な行動を起こしてくれなかったのか?そのかたを責めるつもりは無いです。そのかたに次にどうしたらいいかを伝えられなかった自分に対して少し悔しい思いです。

本日中止

雪だるま@小笹中央公園久しぶりの大雪で今日の写真洗浄会は中止としました。交通も乱れ、事故も懸念されましたので。朝の7時に参加登録者リストに登録されているアドレスに一斉送信すると共に、メーリングリストやtwitterでの発信をしました。しかしながら参加予定者全員には伝わらず、一部の人は天理教まで来て中止に気づかれたと知り申し訳なく思っています。苦情の声もいただきました。

今後もこのような緊急の連絡がある時は、当然直接関わる方にすべて連絡するように努力します。しかしながら参加の登録がウェブのフォーム入力以外の、メールや電話での申込者もおられます。その方々をマニュアルでリストに入れていく作業に不手際がありました。参加される皆様にはメーリングリストの加入(kireinisuruttai+subscribe@googlegroups.comに空メール送信)やTwitter(@kireinisuruttai)のフォローをお願いしています。また、携帯メールで連絡をする方は署名と件名の記入を必ずお願いします。回答や処理が遅れる原因となります。また携帯アドレスの方の中にはgoogleからのメールを受信拒否されている方も未だに居られてそのかたにも残念ながら情報が伝わりません。設定の変更をお願いします。

写真洗浄に来られて出会った多くのボランティアの方々に福岡での震災支援関連イベントにはお手伝いいただいて感謝しています。今日はこの動画をイメージ動画にしたことをお知らせします。

ちょっとスローダウン

写真洗浄に来られる方は皆とても熱心。いくら休憩と呼びかけても一心不乱に作業を続けてなかなか手を休めようとはしません。昨日も11時のコーヒーブレイクの時にいつもの集合写真を撮るとゆっくりする間もなくすぐに洗浄に取り組んでおられます。ついついそのペースに引き込まれて私自身も知らず知らずにオーバーペースになってがむしゃらに写真を処理しているのではと反省しています。いつも皆さんには写真洗浄にはノルマもないし効率を重視する必要もないですよって呼びかけているくせに。

写真を一枚一枚丁寧に洗浄して思い出の品物を被災された方々のもとで返すことに少しでもお役に立つことがこのプロジェクトの第一の目的です。それと同時に、もしかしたらもっと大事な事、名取市の「ゆりあげ思いで探し隊」の新井さんのおっしゃる「つながる」ということではないかと思います。遠く離れた福岡の我々と被災された方々と気持ちがつながることです。私も新井さんの考えに賛同します。そして寄り添う気持ちを少しでも持とうと頑張っています。

私たちは一枚一枚のプライベートな写真を見ながら、そこに写った人たちのこと、無事だったろうか?今もお元気だろうか?この写真が持ち主の方へ戻ればいいね、といったことを思いながら作業を進めています。そして作業をすれば技術的にもジレンマに直面します。洗えば洗うほど画像が流れてしまう、だけど汚れやカビを除去して損傷部分を綺麗にしないと損傷が進行する。どの程度まで洗っていいものなのか?出来るだけお顔の画像は残したい。いろんな悩みを持ちながらも技術的に難しい問題にもなんとかその場で解決しながら写真を洗います。私個人としては、参加された皆様が写真洗浄を通じていろんなことを考えたり感じたりすることも大切なプロセスだと思っています。そして参加された皆様が写真洗浄のために費やしていただいた1日を振り返り感想や意見を仲間とお話して共有する機会を作りたいと思いました。それが今回2月13日の洗浄会から提案した16時のミーティングです。この時間までに作業はほぼ終了して、班ごとに1日を振り返る時間をもちましょう。参加した人は一人一言、感想でも、建設的な指摘でも何でも好きな事をコーヒー片手に話してください。班長さんには司会役をお願いします。

作業に追われてバタバタするよりちょっとスローダウンしてみましょう。気分を変えて皆様がボランティア活動に捧げてくれた貴重な1日を振りかえってみませんか。今作業をしている陸前高田のアルバムはあと一箱分です。このあとさらに洗浄するアルバムがあるかどうか分かりません。その意味でもこの活動が続けられることに感謝しつつ終わりがそう遠くない時期に来ることを頭に入れて残りの活動に取り組みたいと思います。もちろん、われわれは被災地のどこかに最後の一枚まで洗う写真があるかぎり活動を続けるつもりです。(文責:別府史士)

ボランティアの仲間たち@旧冷泉小体育館

第32回写真洗浄会@春日市ボランティアセンター

 春日ボランティアセンターにて写真洗浄のボランティアを募集していたので
参加することにしました。
作業時間は9時から17時まで、途中休憩を挟みながらやっていく
はじめは匂いとかしなかったのだけど、作業を始めてすぐ、潮の香りが…
写真はバラだったり、アルバムに入っていたり
ゆっくりはがしながら、おおまかに泥や砂を払っていってる(ここはやってない…)
そして、洗浄前の写真撮影(ここもやっていない…)コレをやる意味が後でよくわかった…
そして洗浄。
まだ残っている泥や砂を洗ってゆく、といっても
指で軽く触るだけでサラサラっと溶けていく…
水に浸かってしまっているので、カビ、腐食も目立つ、ココがよく溶けてしまう…
しょうがないけど、ちゃんとカビとか取らないと腐食が進んでしまうそうで
慎重にゆびで触っていくように洗浄。
ちゃんとお店プリントしているものは、それでも画像が残るんですね
表面にゼラチン質の物が塗布されているそうです。
2~4枚くらいかなぁ張り付いている写真もあって
それも慎重に剥がしていくと、また画像が出てきます
一つ出ると、その人に繋がるんだろうなぁ…と
なるべく剥がしていきます、時には二人がかりで…
そんなこんなで、あっという間に時は過ぎ…
最後はこれだけでもやっておこうと、台紙だけ剥がしてみたり…
最後は、自分たちの班の作業分の写真をアルバムに入れて
写真の裏の覚え書きとかを書き込んだ紙を貼る。
この覚え書きを見てると
他の写真、他のアルバムとかに入っている写真との関連も見えて
歳だけとか、下の名前だけとかでもぜんぜん違う
関連付けだけじゃなく持ち主の方に帰っていく可能性も高くなる。班の中で、男の子の写真を◯くんの写真と呼んでいたほど…
お餅の写真が出てきたり、お風呂の写真だったりとかとか…
私はあまり他の方たちの作業を見れなかったです、集中しすぎて…
それでも、終わってみると、20冊以上のアルバム製本ができあがっていました。
本当に、コツコツ、コツコツの作業です、頭が下がります。
これからもちょくちょくお手伝いさせていただけたらと思います。
(文責:末岡義徳 )

名取市閖上地区の洗浄が終わりました。

2/5内浜小学校で活動しました。小雨が降る1日でとても寒く靴下二枚にジャージ姿で参加しました。 また、ストーブひとつでは乾燥に時間がかかりました。休憩中の暖かいココアが美味しかったです☆

会議室で乾燥

作業では閖上地区の写真が終わり陸前高田の写真に移り、泥を取り除く作業をしました。ホコリが酷くマスクとともにメガネが必需品です。寒いので体に気をつけつつ 3月のイベントが向かえられたらいいなと感じました。(文責:田中)

PS まだ写真のCDROM焼きが追いついていない。すぐに送れません。すみません。(別府)

本日も寒い!!!!! @旧冷泉小学校体育館

この会場は暖房施設がなく、毎回完全防備で洗浄を行っています。
会場を貸して頂けるだけでも、ありがたく思わないといけないですね~~~
様々な方のご好意、ご理解で行うことが出来ている活動。遠い九州でも震災の事に心を痛めて 何かをしたい! と感じている方が多い証拠ですね。
アルバムの洗浄もついに、888冊目を突破!
全てのアルバムが皆さんのお手元に戻ることを心から祈って、洗浄をこれからも行っていきます。
この活動も今後まだまだ続く予定。
初心者大歓迎です。お気軽にお申し込みください。
ただ・・・旧冷泉小学校での活動の際は、完全防寒着でお越しください。

PS 旧冷泉小学校の校門目の前にある
「博多おっけぺけ」様でお食事をされる時に「正面の学校で写真洗浄のボランティアしてま~す」というとごはん大盛りにしていただけますよ。
とってもおいしいものばかりです。どうぞご利用ください。(文責:白石)@旧冷泉小体育館

迷子は出さない!写真も人も

1月29日AM8:00。
前日(当日)3:00過ぎまで呑んでいたことを後悔しつつ
福岡市内の旅館を出て地下鉄と西鉄電車を乗り継ぎ二日市へ向かった。

駅からの道は近くの大学試験場へ歩く受験生の列が続いていた。
道のところどころにはガードマンが交通整理する姿も見られた。
髪を切ってすぐはどうも幼く見えてしまうらしく
つい先日もコンビニで酒を買うのに少し怪しまれたばかりだった。
今日も「自分は受験生とは違う」とアピールするため
ボランティア会場の皆さんへの熊本土産(くまモンパイ)を入れたキヨスク紙袋を
ガードマンにわざと見せびらかすように携えながら
その大学と同方向にある会場に向かって歩いていった。
携帯アプリの地図で会場の場所は確認済みだ。
二日市駅構内の地図でも念のため確認しておいた。
自分にとって初めての会場だが不安はない。「9:00開始のはずだからちょっと早すぎたかな?」
会場の筑紫野市の人権センター?に着いたのは10分以上も前だった。
まだ誰も来ていない。
そういえば朝からムカムカしていて何も食べていなかった。
歩いてくる間に少し小腹もすいてきた。
近くのコンビニでおにぎりを買い
施設横の公園のベンチでほおばった。
9:00になったが誰も来ない。
「あれ?10:00だったかな?」
時間を間違えてしまったか。
9:00か10:00かあやふやだったけれど
よく確認もせず早い時間の方で始まると考えておけば
時間を間違えても迷惑はかからない。
二日酔いの頭でいちいち調べるのも面倒だったため
早い方の9:00をとって二日市まで来た。
あーこんなことならもっとゆっくり寝ていれば良かった。
まあでも「勘違いして早く来ちゃいましたあ」と
笑い話のネタにできるからいいか。
おにぎり3個を全部平らげ野菜ジュースを飲み干して
コンビニにゴミを捨てに戻りついでにコンビニ内でトイレも済ませ
公園に再び戻り
昨日の飲み会参加者1人1人へお礼と感想そして
「無事旅館入り口の鍵が開いていて中に入れた」という報告のメールをし
それでも飽きたらずFBしながら時間をつぶし
ようやく10:00になった。しかし誰も来なかった。
それどころか会場施設のスタッフさえもいないようだ。
「もしや俺はとんでもない間違いを犯したのではないか」
そこで初めて一抹の不安がよぎった。
今日ボランティア洗浄会があるのは間違いない。
だとしたら開始時間が実は午後からだったか
あるいは今日は旧冷泉小学校で明日が二日市(筑紫野)だったかだ。
午後からだったなら駅に戻って駅前で昼飯を食べるところを探そうか。
冷泉だったなら駅から電車で戻る必要がある。
どっちみち二日市駅に戻った方がいい。
公園のベンチは寒すぎる。
運動を兼ねて駅に戻ることにした。
駅前のスーパーは開店していた。
店中で暖を取りながら代表に電話をしようと考えたが
もし今日の開始が午後からでまだ家で寝ていたら電話をすると迷惑になると思い直し
FBに広くボランティア参加予定者にヘルプを求める文章をアップした。それから20分。
代表からの救いの電話がきた。
「9:00から始まってますよ」
何ですと??
よくよく聞くと
この日は鹿児島に出張で不参加のOさんがたまたまヘルプ文を発見し
代表に電話してくださったとのことだった。
俺は場所を間違えていた。
ただし会場が筑紫野市隣保館(人権センター)というのは間違いなく
さっきまでいた場所は老朽化により別の場所に建てられた新館だった。
行くべき会場(旧館)は
1つ先の路地を曲がって200mほど進んだところにあるとのことだった。
携帯や駅構内の地図は確かに新館を指していた。
そらわかるわけねえ。
まさか建物が2つあったとは。
二日酔いの頭も捨てたもんじゃなかった。
またもやもと来た道を引き返す。
すでに道行く受験生の姿は無い。
ガードマンだけが途中の道ばたで世間話をしている。
信号待ちをしているとそのうちの1人と目が合った。
こっちを見ながらガードマン同士で何やら言っている。
そらお土産袋を抱えて何度も行ったり来たりしてるんだもの。
完全に変な人扱いだよな。
わざと目をそらしてガードマンたちの横を通り過ぎた。
さっきの新館を通り過ぎ
ようやく旧館の近くまで来た。
こうして筑紫野の街中で遭難していた1人の男は
Kさんによって無事保護された。

本当の会場に着いて
代表にここまでのいきさつを話した。
「昨日『今晩は飲み会』と言っていたから
まだ寝てるんだろうと思っていた」と。
失敬な。
でも頑張ったご褒美にと
女子大生グループに入れられた。
なんだそりゃ。
まあでも初対面なのに話しやすい女子大生たちで良かった。

大幅に遅れて会場入りしたために
洗浄を始めてすぐに休憩時間になったが
お土産なのか遅れたお詫びなのか探してもらったお礼なのか既にわからなくなった
「くまモンパイ」を皆さんと一緒に賞味しながら
ちゃっかり熊本宣伝をさせてもらった。
そしてこの文章の中でもちゃっかりアピール。
皆さん九州新幹線で熊本にもおいでください!
そしてご迷惑おかけしました…

延べ20人ほどの少人数でしたが
その分アットホームな雰囲気で
楽しくそして和気藹々と洗浄ボランティアは
はかどったと感じます。

同じ班の女子大生の皆様へ。
Fさん
来週からの東北へのボランティアお気をつけて行ってらっしゃい!
Yさん
1日「バディ」としてお付き合いいただきありがとございました!

そして女子大生ではないが
朝から俺を確保してくださったKさん
ボランティア終了後
俺を拉致して天神にモツ鍋食べに連れていっていただき
ありがとうございました。
最後に救難信号をキャッチしてくださったOさん
今度はぜひご一緒に!

そして本当に最後になりましたが
Sさん
東北土産をありがとうございました!
皆さん
素敵な出逢いをありがとうございました!
またお逢いできる日まで!!

(文責:外田仁士)

1月29日 @京町隣保館

横断幕のお披露目

21回目の洗浄会は内浜小学校でした。先週より製作中の布製の横断幕がついに完成して皆様にお披露目しました。そしていつもの記念写真をこの横断幕を背景に撮影しました。横断幕の出来栄えはすばらしいの一言。デザインを考えてくれた佐々木さん、ペンキ塗りも一人で特急で仕上げてもらいました。ありがとうございます。そして、縫製など布地の下準備をしていただいた北九州の栁田さんにも大変お世話になりました。そしてどの色がいいが投票していただいたみなさんにも感謝します。

第21回洗浄会@内浜小学校

横断幕を背景に記念撮影

この日は3月11日の震災からちょうど9ヶ月。2時46分に全員作業を止めて一分間の黙祷をしました。福岡では東北のように町でサイレンの音が聞こえることもありません。校庭では子供たちが普通に野球をしています。遠く離れた九州ではこれが現実ですが、すくなくとも被災された方々の気持ちに寄り添うきっかけの節目の日として特別な思いで毎月11日を迎えたいと思います。

この週末は寒波が襲い暖房がない中での作業を覚悟していましたが、学校のご好意で石油ファンヒーターを提供していただきました。本当にありがたいです。おかげさまで写真の乾きがものすごく早かった。吹き出し口から出る温風に当てると30分もかからずに乾燥します。調子に乗って午後4時近くまで洗浄したので撤収がばたばたとなりました。解散が30分近く遅れたのは反省点です。やはり午後からは次回のためのアルバムの汚れ落しなど水洗い以外の作業に専念すべきです。

石油ファンヒーターで高速乾燥

石油ファンヒーターを内浜小学校から提供していただきました。

宮城県名取市閖上(ゆりあげ)の「ゆりあげ思い出探し隊」新井さんを訪ねました

昨日まの遠野まごころネットでのボランティア活動を終了して、本日午後名取市閖上小学校を訪れて「ゆりあげ思いで探し出し隊」の新井洋平さんにお会いしました。新井さんは閖上地区の思い出の品物を洗浄・展示し持ち主の方へ返却するプロジェクトを5月からリーダーとして実行されてきた方です。幼い乳飲み子を失ったあるお母さん(竹澤さん)が始めたこの活動を引き継ぎ、予算ゼロの中でこの写真救済活動を全国各地の団体とつながりを拡げて盛り上げてこられました。

名取市在住の新井さん自身は被災者ではありませんが、今は休職してこの活動に全力投球しておられます。竹澤さんの始められたこの活動に携わり竹澤さん本人と一緒に活動されて、またその後活動を引き継いだ後も長期にわたり活動をリードしてこられた経験から被災された方の気持ちや心情をよく理解されておられます。われわれ被災地から遠く離れたボランティアが写真救済活動をして抱く気持ちと被災された方の気持ちが時として離れてしまうことをとても心配なさっています。写真洗浄に参加したボランティアには多かれ少なかれ「私も何かお役に立ててよかった」という充足感(あるいは自己満足といってもいいかもしれません)があるのは否めません。そして洗浄した写真が一枚でも多く持ち主のもとへ早く帰ることを祈るばかりです。さらに持ち主が見つかったらそれはよかったね、と素直に喜ぶことでしょう。しかしながら被災された方にとっては思い出の品物を探すことは時として失った人を改めて見つける作業でもあるのです。見つかったからよかった、という単純なものじゃない。改めて悲しみを噛み締める被災された方々も大勢いることを知ってほしいと新井さんは語ってくれました。わたしたちボランティアが忘れてはいけないこと、それは被災された方の感情に思いをはせてよりそう気持ちを持つこと(新井さんは『つながる』という言葉を会話の中で繰り返し使われておられました)が大事だと、あらためて肝に銘じなければならないと感じました。じつは写真洗浄の枚数をたくさんこなすことよりもっと大事なことは被災された方々とつながることなんですね。

そして、新井さんはせっかくできた被災された方々と全国の善意の支援者の人々のつながりを大切にしてゆき写真救済活動が終わってもさらに発展させてゆきたい。具体的にいいアイディアがあったら大学や企業と協力して名取市の復興をしたいと夢を語っていただきました。遠く離れた人と人がつながりお互い助けあう社会に日本が変わるきっかけになれば素敵なことだと思います。

午後の大部分の時間を割いていろんな思いを語っていただいた新井さんに感謝いたします。そして、福岡で参加される多くのボランティアの方に新井さんの思いを伝えて被災された方々の心情を理解してもらうという大事な任務を帯びた私は改めて身が引き締まる思いです。

閖上小学校体育館思い出の品物展示

閖上小学校体育館思い出の品物展示